
農家プロジェクトは、石川県内の農家と当社が深くつながり、そして農家と当社のお客様をつなごうというものです。
こんにちは。「未来を見つめる農家プロジェクト」三代目・推進役の石川県立大学3年の眞島千尋(ましま ちひろ)です。
~ 農家プロジェクト:新潟の農家の娘と一緒に夢を見ましょう。~
シリーズの 23回目は、半年間の私の活動のレポート・後半で、決意表明です。
さて、前回に引き続き、私の熱い想いを語らせていただきます。
私の少ない知識で思うことを綴っただけなので、是非とも語り合う方大募集です!(笑)
もっともっと色んな事が知りたいのです。
では、私の熱い想いをどうぞ~。
■ 20年間で一番濃厚な半年でした。
この6ヶ月はただの6ヶ月ではありませんでした。
実家の米の兼業農家しか知らなかった私にとって、農業者の方とお話することはとても新鮮で、学ぶことが多かったです。そして、私の骨格すらなかった夢が少しずつ肉付いていきました。

魂のレンコンの岡山農園さんと娘さんと
今ではちょっと夢が広がりすぎているので、現実感のあるものに収束させていかないといけないくらいです(笑)
夢を決めたら、そこに向けた具体的な小さな目標も決めていかないといけませんしね。
目指せ直営店を持つ農家!
■ 夢を夢で終わらせない!
まず当初の私の夢は「大好きなお米を自分で作ること」でした。
でも6ヶ月間、稲作以外の農家さんのお話を聞いて少し変わりました。
「新潟で農業で生きる」というちょっと抽象的なものになりました。
想像しにくくなったかのように思えますが、いいのです。
沢山の方のお話を聞いてきた結果、実際に従事しているわけではないのに今から作るものを決めつけたらつまらないと思ったから、そうなりました。
自分の性格に合うものを、自分が楽しく作れるものを探してみたい。
始める前から多少は選んでおくことは可能ですが、食べず嫌いはダメですからね!

安井ファームの鈴木さん、土田さんと
このインターンシップは夢を夢で終わらせないための第一歩でした。
夢は言うだけタダですもの。
ちゃんと口に出せば言霊になって叶うかもしれません。
そして、叶えるための努力も忘れずに。
■ 家業と企業との「農家の儲かる、儲けるとは?」
農業に対する考え方も変わりました。
実家の農業は親戚みんなでワイワイやるものだったので、家族的なイメージがありました。
そのイメージは早々に崩され、企業として、職業としてできるものなんだと知りました。
結構私の中では衝撃だったのですが、それは私が知らなかっただけで、ずっと前からだったんですよね。
代々引き継がれてきた土地を守るため農業が家業として行われる文化的な面。
儲かる職業の一つとして農業が企業として行われる職業的な面。
どちらも農業としての表情だと思います。どっちがあっても良いと思います。

日本一小さい専業農家・風来さんと
各々のやりやすいバランスをとれればそれが理想の農業の形なのではないでしょうか。
そこでどっちに重きがあるかで「農家」と呼ばれるか「農業者」と呼ばれるかが変わってきますね。
今はまだ農業界以外の人からしたら区別をするところじゃないと思われている気がしますが……。
私はあえて「農家」と言われる「農業者」になりたいなぁと思います。
そんな農業者の方も今も沢山いらっしゃいますよね。
文化的な農業に触れて育ってきたからこそ、
私は、皆を受け入れてくれる「農家」でありたいです。
■ 美食のまち金沢の夢を一緒に見ましょう!
農作物は人間の事情に関係なく、すくすくと育ってくれます。
それはとてもありがたいことです。
食料品の買い占めなども起こっていますが、私は、どんな時でも窮地で一番強いのは一次産物を作っておられる農業者の方だと思っています。

自然栽培・野菜作りの屋後さんと
そんな皆様のお手伝いをさせてください。
悩みを少しでも軽くするお手伝いを。
お話しいただいてもすぐに解決できないかもしれませんが、まずは一緒に頭を抱えさせてください。
そして、美味しいもので埋め尽くされた金沢を一緒に夢見ませんか?
(株)松本だけではその夢は叶えられません。
その “ 美味しいもの ” の材料を作る皆様のご協力が必要です。
■ 私のモットーは「努力を止めるな!」です。
石川県内にはまだ沢山のお会いできていない農業者の方がいらっしゃいます。
先代のプロジェクト担当者がお伺いしたきりで、お会いできていない方も沢山いらっしゃいます。
是非、お会いさせてください。
労働力にもなりますよ!身長も167cmありますし、女子の割には力持ちです(笑)

自然栽培・野菜作りの石野さんと
私のインターンシップ期間は終わりましたが、まだこの先もプロジェクトを担当させていただくことになりました。(ココ!ここ重要ですよ(笑))
学業との同時進行のためご迷惑をお掛けすることもあるかもしれません。
お話してくださっても目先のメリットがあるわけではありません。
先の話になってしましますが、どうかお力添えをお願いします。
必ずこのご恩はお返し致します。
ご恩をお返しするための努力は決して止めません!!
努力を止めるな!です(笑)
では、引き続き株式会社松本の農家プロジェクトをどうぞよろしくお願い致します!
以上、農業で生きることを志す女子大学生の独り言でした~!

株式会社 松本
https://matumoto.co.jp/
株式会社松本は、食文化と歴史を少しでも多くの方に知ってもらい本物の味を味わってもらいたいと願っております。
この記事を書いているのは、金沢市・近江町市場の一角に店を構える、1958年創業の業務用食品卸会社「株式会社松本」の松本信之です。
当社では、全国でも希少となった選りすぐりの食材を仕入れ、あるいは独自に加工し、全国のホテルや料亭などの飲食業界・フードサービス業の皆様へお届けしています。
■ 私たちの仕事は、食材に“新しい価値”を吹き込むことです
料亭で供される一皿の料理。その一皿の背後には、実に多くの人の手と想いが込められています。
株式会社松本は、そうした日本の繊細な味、美しい料理を支える「食の裏方」でありながら、単なる卸売業ではありません。
私たちは、料理長とともに悩み、考え、試作を重ねながら、食材そのものの提案や新商品開発を行っています。ときには生産現場に足を運び、農家・漁師・海女さんなどの一次生産者や、食品加工業者と連携し、一貫した食材ストーリーを形にします。
「卸売業でありながら、商品企画・開発まで行う」。
気がつけば、私たちは“ファブレス企業”となっていました。
※ファブレス=“ファブ”(工場)+“レス”(ない)。つまり、自社で工場を持たない製造開発型企業のこと。
■「金沢を世界一の美食のまちに」
私たちが目指すのは、ただの商いではありません。
食の魅力を通して、金沢というまちそのものに新しい価値を創造することです。
スペインの小都市・サン・セバスチャンは、人口18万人ながら、わずか10年で星付きレストランが立ち並ぶ“世界一の美食のまち”へと進化を遂げました。いまや世界中からグルメを求めて人々が訪れています。
この「地方都市の成功モデル」を、私たちは金沢にも実現したいのです。
一緒に、新しい味、新しい価値を生み出し、金沢を世界の美食都市へと育てていきませんか?
■ お取引先の一例
嵐山吉兆様、強羅花壇様をはじめとする全国の一流料亭・レストランに加え、
地元・金沢でも、ミシュランガイドで星を獲得されているお店の多くに、長年ご愛顧いただいております。
たとえば、つば甚様、銭屋様、浅田屋様、料理小松様、エンソ様など――
“金沢の味”を支える料理人の皆様と、共に歩んでまいりました。
代表取締役 松本信之
農林水産省認定 6次産業化プランナー
フードアナリスト NO.25042013
【検討中の企業様へ】
★TEL:076-232-2355
こちらからお電話ください。
(株)松本の代表番号になります。
電話の際は「HPを見た」と言っていただけるとスムーズに対応可能です。
【電話対応時間】平日9:00~16:30
下記の問い合わせフォームでの受付も可能です。
問い合わせフォームは24時間対応しています。
些細なことでも構いませんので上記のリンクからお気軽にどうぞ!
メールアドレスからでもどうぞ!
oishi@matumoto.co.jp