6ヶ月を振り返って・前半

長期インターンシップの説明会で 長期インターンシップの説明会で。センターにいるのが若い私です。

農家プロジェクトは、石川県内の農家と当社が深くつながり、そして農家と当社のお客様をつなごうというものです。

こんにちは。「未来を見つめる農家プロジェクト」三代目・推進役の石川県立大学3年の眞島千尋(ましま ちひろ)です。

~ 農家プロジェクト:作ってくれる人がいるから私たちがある~

 シリーズの 22回目は、半年間の私の活動のレポート・前半です。

昨今コロナ騒動が拡大している日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、私事ですが、先日の3月19日で6か月間のインターンシップ期間を終えました。
6ヶ月というものは長いようであっという間に過ぎていきました。

一代目の濱本さん、二代目の谷口さん4、三代目の私。

一代目の濱本さん、二代目の谷口さん、三代目の私

今回は、その6ヶ月の間に何をやって、何を学んだのか、気の向くままに文を綴りたいと思います。
将来農業を志す1人の女子大生のメモ書き程度ですが、お読みいただけると幸いです。

■ わたし眞島の夢は、

この6ヶ月間が始まる頃にも自己紹介をさせていただきました。

改めて読み返すと、本当に自分が書いた文なのか……と思うくらい初々しさと希望に満ち溢れた感じがありました。(自分でいうのもなんですが(笑))
もしよろしければそちらもご覧ください。
ちなみに、初々しさはなくなっても希望や夢はまだまだ健在ですよ!

私がこのインターンシップに関わろうと思えたきっかけは、今を農業で生きている方とお話ができることを知ったことでした。

【ひらみゆき農園】平さんと上野さんと眞島

ひらみゆき農園の平さん、のとっこの上野さんと

私の夢は実家で農業を継ぐことです。
始めは漠然としたものでしたが、大学生活を過ごしていくうちに身内の農業を継ぐだけでいいんだろうか、と思うようになりました。
それは、実家の持つその土地に合うやり方はできるけれど、新しいことへ挑戦することのハードルが高いままではないだろうか。
じゃあ、どうしたら実家以外の農業に触れられるのだろうか。

一番に出てきた考えは「色んな種類の農業者の話を直接聞けばいいんじゃないか」というものでした。
でも、出不精な私としては、私個人で農業者の方にお話を聞きに行くことは出来たものじゃなかったんです(笑)
夢なら頑張れよって感じですかね(笑)

■ 偶然の出会いが運命を決めました!

そんな中で、(株) 松本の「農家プロジェクト」というインターンシップに出会いました。

ガレナフェスタ2019夏

2019夏・インターンシップの説明会で

農家プロジェクトに携わればそんな私でも農業者の方と会う機会ができる、そう思えました。

説明会での社長

説明会での社長

インターンシップ説明会会場までのエレベーターで、なんと偶然にばったりと松本社長と一緒になってから、インターンシップが始まるまではノンストップでした。

魅力的な「農家プロジェクト」のプレゼンでした

魅力的な「農家プロジェクト」のプレゼンでした

この6ヶ月間にやってきたこと。

地元食材の新しい需要を見つけるため、ひたすら石川県内で農業に従事している方とお会いして、作物への想いや悩みをお伺いしてきました。

杉本さん、眞島、シェフ、吉川さん

米農家の杉本さん、シェフ、メロン農家の吉川さん

(株)松本は食品の卸会社であるため農家の皆さんとの繋がりが少なかったのです。だから、まずはそのつながりを増やして、どんな農家の方が何をどれだけどんな想いで作っているのかお聞きする必要がありました。
作物への想いやこだわりは付加価値となりますからね。

■ 農家の方はみんな優しい

きっと初めて会うただの学生に内情をお話することに困惑された方もいらっしゃったと思います。
それでも、皆さん優しくお話してくださりました。その優しさに心より感謝申し上げます。

多くの年賀状もいただきました

多くの年賀状もいただきました

そんな皆さんとの貴重な繋がりを断たないためにも、お手紙をお送りさせていただいています。
その手紙を書くにあたって私自身にも変化がありました。
ニュースレターを書くために色々な事に目が向くようになりました。

FAXをいただくのは楽しみです

FAXをいただくのは楽しみです

自分の”楽しい”、”嬉しい”という気持ちがどうやったら伝わるかな、といつも試行錯誤しながらイラストも書いたり、色々やってみています。伝わっているといいなぁ(笑)

お手紙もいただきました。感謝です。

お手紙もいただきました。感謝です。

今まではちょっと私のことを書きすぎていた(笑)ので、これからはまた別のことも書いていきたいと思います。

■ 作ってくれる人がいるからこそ

ささやかながらこのHPやFacebookで情報発信も行ってきました。
せっかく知った農家さんの情報は(株)松本で消費していいものではありません。
美味しいものを作っている方をもっともっと消費者の方にも知ってほしいのです。

林農産の林さんと

林農産の林さんと

今までただの食料として消費していたものが当たり前にあるものだと思ってほしくないのです。
作ってくれる”人”がいるから食べることができる。

もちろん、現代を生きるうえで必要なものは食料以外にも沢山あって、それらを作る人たちも大切な役割があります。
一方的な搾取ではなく、お互いに感謝して助け合って生活を作っていくためにもどんな背景にも”人”がいることを忘れたくありません。
忘れることが才能の人間であるからこそ記録を残さないといけないのではないでしょうか。

北本農場の北本さんと、はい、チーズ

北本農場の北本さんと、はい、チーズ

しかし、インターンシップが始まってから手探りでやってきたため、上手にできているかと言ったらウソになります。お話してきた皆さんの良さを表せていないし、沢山の人に届けられていないのが現状です。
そこは私の努力不足であり改善点です。
つまりは伸びしろです!
流行りにもっと敏感に、SNSにももっと強くならなきゃ!

ちょっと想いが強すぎて長くなってしまいましたので、二部制になります(笑)
次回は6ヶ月で学んだこと、夢について語らせてもらいます!!
次はもっと熱い想いを語っているので是非お読みくださいね~。