飲食店でのフードロスを減らし、顧客満足度をあげる
農林水産省の調査によると、2021年度の食品ロス量は523万トン。事業系食品ロス(主に規格外品、返品、売れ残り、食べ残しなど)は279万トンで前年より約4万トン増加しています。 その内訳を見てみると、外食産業が80万トンと約3割を占めていま...
7月の食中毒事件から学ぶこと
2024年7月、横浜市の京急百貨店内の飲食店で販売された弁当により、集団食中毒が発生しました。これを受け、保健所は手洗い方法の見直しや従業員の健康確認と記録の徹底を指導し、改善されたため9月11日には営業禁止処分を解除しました。 この事件で...
日本人は魚を食べなくなったのか
2000年代に入り「日本人の魚離れが進んでいる」とよく耳にします。 日本人は魚が嫌いになったのでしょうか? 本当にそうなのでしょうか? 近年、水産物の国内流通量が減少しています。また、平成30(2018)年度に消費地市場を経由して流通された...
鮎にも変化が起こっています
一気に気温が上がり初夏を迎えようとしています。 この時期、料亭では稚鮎が季節の食材としてよく取り上げられます。 当社では、この時期限定の稚鮎の販売を開始しています。 旬の食材は単体で食事の楽しみを格段に高め、一品あるだけで気持ちが上がり、お...
改めて気づく「日本人の優しさ・絆」
この度の能登地方を震源とする大規模地震により、犠牲になられた方々に心よりお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様へ、心からのお見舞いを申し上げます。 2月12日現在、23,000人を超える方々が避難生活を送っており、その安全確保と、一刻...
駅弁・ビジネスモデルの変遷
駅弁の起源は、ゴマをまぶしたにぎりめし2個とタクワン2切れを竹の皮に包んだものでした。もともとは列車の窓越しに売る「立ち売り」が一般的でしたが、昭和30年代ごろから列車の高速化に伴い、窓が開かなくなり、駅弁の販売が難しくなっていきました。 ...
意味合い消費でメタモルフォーゼ
飲食店がこれからも生き延びるためには、単にお腹が膨れる、お腹が膨れて満足すると言うことではなくて心が満足する事が重要だと思っています。 フードビジネスは「意味合い消費」 つまり何が重要なのかを車を購入する時を例に挙げて考えてみましょう。 実...
金沢ビジネスの基本は価値観
かつてこの小さな金沢という街に多くの観光客が訪れた時がありました。街中に人が溢れ道路には車が溢れ、道路が狭いとはいえ近江町から兼六園に行くまでまでにゆっくり歩いて15分だったのが車で30分、同じく近江町から金沢駅近くの六枚を抜けるまでに歩い...