Food Impression Create Collaboration

復活を果たした源助だいこん

源助大根 マスク姿でごめんなさい。これが源助だいこんです。太くて短いんです。

農家プロジェクトは、石川県内の農家と当社が深くつながり、そして農家と当社のお客様をつなごうというものです。

こんにちは。「未来を見つめる農家プロジェクト」の推進役を任されている、インターン生・金沢大学3年の浜本彩佳(はまもと あやか)です。

~ 農家プロジェクト:一時は消えかかった伝統野菜~

 シリーズの 6回目は、加賀野菜の源助だいこんです。

今回(11月12日)は、新幹線が金沢に来てから金沢B級グルメとして多くの人の舌をうならせているのは金沢おでんです。その中でひときは輝いている源助だいこんをメインに作っている松本充明さんにお話しをおうかがいしました。

■ ヒアリングを通して学んだ松本さん

「地域の仲間と一緒にやってるから楽しい」と笑顔でお話しくださいました。

松本さんのおじいさまが、加賀野菜の源助だいこんと打木赤皮甘栗かぼちゃの生みの親だそうです。現在、源助だいこん、青首だいこん、かぶを中心に金沢市打木地区で栽培されています。

打木地区に入っていくと畑やビニールハウスが多くみられました。この地域は源助だいこんを作るのに適した土地であり、昭和には200軒を超える農家が作っていたそうです。
しかし、平成7年には病気に強くて、より作りやすい青首系大根にその地位を追われて、10アールの農地の松本家のみとなり、たった一人で作り続けてきました。

これは聞けなかった話なのですが、私が想像するのに「源助だいこんの本家がやめるわけにはいかない!」との思いが強かったのではないでしょうか。

そんななか転機になったのは平成9年に、加賀野菜ブランド協会が立ち上がり、加賀野菜として源助だいこんが初の認定を受けたことでした。それを契機に若い世代が意欲的に生産に取り組むようになり仲間を集め、今では源助だいこん部会21名が一緒に作っています。

源助だいこんの特徴は、長さが短いのもそうなのですが、水分が多くきめが細かいなので煮物に適しています。青首だいこんに比べて軟らかいにもかかわらず、煮くずれがしにくいため、煮物やおでんにピッタリで、秋冬の金沢を代表する野菜のひとつです。一時はコンビニのおでんの具にも選ばれたそうで、その時は売れすぎて品切れを起こしたくらいの人気でした。

出荷先は、県内は2~3割で、関西が7割を超えるそうです。これから関東方面にも力を入れていきたいそうで、松本さん自身が販路開拓のためメディアへの出演や、直接お店に出向いてアピールもされています。

■ 美味しい食材に出会いました

その帰り道にたまたま親しくしている八百屋さんの店頭で松本さんが作った源助だいこんに出会いました。
思わず買って、㈱松本の社長にお渡しすると(ごめんなさい。同じ名前でややこしくて・・)、すぐその日に食べられたみたいで、翌日には、

「すごい美味しい!!目が細かくていい!源助だいこんはこんなに美味しかったんだね?」と感想を言われていました。

その後も、社長と農家プロジェクトについて話をすると3回に1回くらいのペースで
「松本さんの源助だいこんうまかったわ~!」と、何回このセリフ聞いたのでしょうか。

あとでこっそり社長の奥さんに聞いたところ、

『あれからネ、お休みのたびに旦那はJAの即売場にいくのよ。』
『源助大根!源助大根ってうるさくて!』
『毎週、おでんなのよ。楽でいいけどさ~』

『でもね、どれもこれもみんな、味が松本さんの大根と違うんですって!』
『箸に力を入れなくてもスッと大根が切れて、口の中でとろけてくのよネ~。』
『何が違って、どうしてこの結果になるのか不思議がっていたワ~。』

奥さんの主婦目線の話はまだまだ続きます。

『それとネ、松本さんからいただいたカブもね~、すごく目が細かくて美味しくて、わたし突然に料理が上手になった勘違いを起こしたわ。』
『初めてあんな凄いカブを食べたわ。また食べたいわね。』

このように石川県の美味しい食材、美味しい食材を作っている農家さんにお会いすることが、農家プロジェクトの目的でもあり、喜びです。

松本さんのカブ

松本さんのカブ

松本さんのような美味しい大根やカブを作るステキな農家さんに出会えたことがとってもうれしいです。
石川県にはまだまだ多くの農家さんがいらっしゃいます。今後も多くの方とお会いしていきたいと思っています。

■ 次のインターン生は、谷口稀保さんです。

今度、わたしこと浜本彩佳は半年間のインターン生活が終わり、この農家プロジェクトを卒業させていただきます。

私の後任には谷口稀保(たにぐち きほ)さんが引き続きこのプロジェクトを推進してくれます。その引継ぎの第一弾として、二人してこの記事の松本さんへお伺いし、加賀野菜の太胡瓜の取材をさせていただきました。前回お伺いしたときは、もう源助大根も終盤で茶色の農地でしたが、いまは(4月24日)すべてが青色でみずみずしく気持ちの良い体験でした。

松本農場・太胡瓜01

空と太胡瓜と青一色

松本農場にて太胡瓜を

最後の農家訪問です

この半年間に多くの人と出会い、多くの事を勉強させていただく貴重な経験をさせていただきました。すべての人に感謝いたします。それでは谷口さん、一言お願いいたします。

初めまして

初めて農家さんへの訪問をさせていただきました。
先日、浜本さんからお誘いを受け、松本さんの農園へ同行させていただきました。

私が話すことはほとんどなかったのですが、浜本さんのヒアリングの姿を見て、めちゃくちゃスムーズにお話してるし…すごすぎるて思いました。

本当にすごい!っていう一言です。
かっこいいな~

松本農場・太胡瓜03

私が谷口稀保です。浜本さんは、私のあこがれです。

私も浜本さんみたいになりたいなと強く思いました。
それと同時にものすごく不安と焦りが、襲ってきました。

私にできるのかな…
これから頑張りますので、よろしくお願いします。

💛 だいじょうぶ。大丈夫!( by 浜本彩佳)

 

 

 

 

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