準グランプリの別府溝部学園高等学校の生徒さんたちと。右端は銭屋・髙木慎一朗氏
全日本高校生WASHOKUグランプリ2019
日本料理に加賀料理のカテゴリー築いている金沢では多くの料亭があり、一般家庭でも日本料理の文化が底流として流れています。
この街で2019年8月7日(水) に「全日本高校生WASHOKUグランプリ2019」(金沢市主催)決勝大会が行われました。
全国102チームからの応募があり、書類審査を通過したのは8チーム。
そして第一回開催となった今大会のテーマは、「出汁を使った和食」。
決勝大会の制限時間は一時間。
オープンキッチンでは、生徒たちは持参した地元食材を使って手際よくメニューを披露してくれました。
会場の大画面には調理の様子が映し出され、アナウンサーの実況も入り、以前あったテレビ番組「料理の鉄人」の雰囲気そのまま。
映像はYouTubeで生中継もされました。
<YouTube 見てくださいね>
北陸朝日放送ニュース
驚くべきはその審査員のメンバー
グランプリを受賞した高校生2名は副賞としてニューヨークのレストラン研修に、他の決勝進出チームも金沢の高級料亭での研修を受けられる特典でした。
このいうなれば「和食・甲子園」、審査員は超豪華版でした。
フランス料理界のカリスマとして、レジオン・ドヌール勲章及び芸術文化勲章を受章されているドミニク・ブシェ氏。
東京「つきぢ田村」の田村隆氏。
東京・有楽町の「龍吟(りゅうぎん)」の山本征治氏。
そして金沢からは審査委員長として日本料理「銭屋」の髙木慎一朗氏など。
料理界の人ならなぜ金沢でこのような綺羅星のごとくのシェフ達が集まってきたのか不思議でならなかったでしょう。
開会式で山野之義市長は「金沢が食の聖地となるよう、未来の料理人である皆さんの活躍を期待したい」とあいさつし、高木委員長は「だしは和食の基本。プロのジャッジを受け、未来の糧にしてほしい」とエールを送っていました。
さて優勝したのは、長野県野沢南高等学校で作品タイトル「長寿の里信濃の鯉づくし御膳」。
ニューヨークのレストラン研修、頑張ってくださいね。
そして準グランプリに輝いたのは別府溝部学園高等学校・作品タイトル「大分 WASHOKU御膳」と沖縄県立浦添工業高等学校・作品タイトル「美ら島 ~Ryukyu Island~」。
この2校の生徒さんと先生方が、金沢の料亭「浅田屋」さんと「銭屋」さんの研修のあいだの11月22日と25日に当社を訪問してくれました。
また研修日が日曜日の為、近江町市場には来れなかった、やはり準グランプリの北海道三笠高等学校(作品タイトル「青春五膳〜五つの想い〜」)の生徒さんたちは、研修先の「料亭・つば甚」さんの川村調理長によると「いゃ~、手が早くて、かつ丁寧でびっくりした。就職先が決まっていて残念だった。」と感想を述べられていました。
日本の料理界の未来を作る若い人たち、これからも頑張ってくださいね。
生徒たちと別れる時に「卒業したら金沢で会おうね」と言ったら、爽やかに笑っていました。
金沢市では、すでに来年のエントリー受付も開始し、日本中に、世界中に「和食のまち金沢」をアピールする戦略です。

株式会社 松本
https://matumoto.co.jp/
株式会社松本は、食文化と歴史を少しでも多くの方に知ってもらい本物の味を味わってもらいたいと願っております。
この記事を書いているのは、金沢市・近江町市場の一角に店を構える、1958年創業の業務用食品卸会社「株式会社松本」の松本信之です。
当社では、全国でも希少となった選りすぐりの食材を仕入れ、あるいは独自に加工し、全国のホテルや料亭などの飲食業界・フードサービス業の皆様へお届けしています。
■ 私たちの仕事は、食材に“新しい価値”を吹き込むことです
料亭で供される一皿の料理。その一皿の背後には、実に多くの人の手と想いが込められています。
株式会社松本は、そうした日本の繊細な味、美しい料理を支える「食の裏方」でありながら、単なる卸売業ではありません。
私たちは、料理長とともに悩み、考え、試作を重ねながら、食材そのものの提案や新商品開発を行っています。ときには生産現場に足を運び、農家・漁師・海女さんなどの一次生産者や、食品加工業者と連携し、一貫した食材ストーリーを形にします。
「卸売業でありながら、商品企画・開発まで行う」。
気がつけば、私たちは“ファブレス企業”となっていました。
※ファブレス=“ファブ”(工場)+“レス”(ない)。つまり、自社で工場を持たない製造開発型企業のこと。
■「金沢を世界一の美食のまちに」
私たちが目指すのは、ただの商いではありません。
食の魅力を通して、金沢というまちそのものに新しい価値を創造することです。
スペインの小都市・サン・セバスチャンは、人口18万人ながら、わずか10年で星付きレストランが立ち並ぶ“世界一の美食のまち”へと進化を遂げました。いまや世界中からグルメを求めて人々が訪れています。
この「地方都市の成功モデル」を、私たちは金沢にも実現したいのです。
一緒に、新しい味、新しい価値を生み出し、金沢を世界の美食都市へと育てていきませんか?
■ お取引先の一例
嵐山吉兆様、強羅花壇様をはじめとする全国の一流料亭・レストランに加え、
地元・金沢でも、ミシュランガイドで星を獲得されているお店の多くに、長年ご愛顧いただいております。
たとえば、つば甚様、銭屋様、浅田屋様、料理小松様、エンソ様など――
“金沢の味”を支える料理人の皆様と、共に歩んでまいりました。
代表取締役 松本信之
農林水産省認定 6次産業化プランナー
フードアナリスト NO.25042013
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