
農家プロジェクトは、石川県内の農家と当社が深くつながり、そして農家と当社のお客様をつなごうというものです。
こんにちは。「未来を見つめる農家プロジェクト」の推進役を谷口さんからバトンタッチを受け、三代目となりました石川県立大学2年の眞島千尋(ましま ちひろ)です。
~ 農家プロジェクト:地元の人に飲んで欲しい牛乳~
シリーズの 17回目は、「平松牧場」の平松薫さんにお話をお伺いしました。
9月20日、私にとって初めてのヒアリング。
加賀市にある平松牧場へ向かう車の中から最後までとても緊張しました…。
実は、このHPをを書く以前に、一度平松さんにお話を伺っていたんです。
一度目は、平松牧場に隣接するMooMooまきばの二号店「MooMoomakibaイオンモール新小松店」にお邪魔させていただきました。その時は、私は “ひよっこ” でしたので、先輩の谷口さんに同行してもらいました。

悩んでイチゴミルクに決めました。
そしてせっかくなので、帰り際には販売されていたジェラートを頂きました。
さっぱりしたレモン味に、王道の平松ミルク、甘酸っぱいラズベリーなどなど、沢山の種類がありまして……。う~ん、私は悩みに悩んで、贅沢に王道ミルクと、甘酸っぱいイチゴが一緒に頂けるいちごミルク味を選びました!
この日は暑かったので、ひんやり冷たいジェラートが最高のご褒美でした〜!

平松さんと谷口さんのヒアリング
写真のように、さすが先輩!かっこよかったです。私も負けていられません。
と、いうことで今回は一人でお伺いしました!
■ 動物がいっぱいな牧場
さて、牧場はというと。
平松さんのお父様の代から続いています。自然に囲まれて、落ち着くお店、牧場です。

MooMooまきば店
ホルスタイン牛とジャージー牛の計20頭。
そして、ポニー。ロバ。ヤギ。烏骨鶏など。
沢山の動物に囲まれ、暖かい雰囲気の安心できる場所でした。
実際に、牛乳を作ってくれる牛を見れるのも安心できていいですね。
自己紹介ページにも書いたんですが、高校の時に乗馬をしていたこともあり、馬が好きなんです。
馬って大きいけどとっても可愛いんですよ!
牧場にロバやポニーがいると聞いたので、会えるのを楽しみにしておりました。
どんな子なんだろう!と、期待を胸に厩舎を覗くと…?

ロバのルンバくん
人間年齢でもう30歳くらいになるロバくんで、とても長生きされてます!
お客様の中でも、小さい頃にお店に来ていた方が、大きくなってから来られて「2代目の子ですか?」と、聞かれたこともあるそうです。
「いえ、いぇ、まだ1代目ですよ。」と伝えると、かなり驚かれたということもあるとか。
変わらない帰る場所があるっていいですよね。
……私もまた会いたいなあ(笑)
■ 自分の牛乳を地域の人に飲んで欲しい
白山の麓にある平松牧場さん。
自然に囲まれ、豊かな雪解け水で育つ牧草。
牧場の牛に与える牧草も、ご自分で作っているそうです。
その土地の土、水で育った牛からとれる牛乳は、その土地に住む方に飲んでもらいたい、その想いで自社加工を始めたそうです。
県内でもかなり珍しく、牧場に低温殺菌できる機械を持っているんです。
低温殺菌とは、65〜68℃で30分間加熱することで殺菌する方法です。スーパーなどで一般的に多いのは、120〜150℃で1〜3秒の超高温殺菌なんです。
超高温殺菌より時間かけて低温殺菌するメリットとは。
タンパク質の変性が少ないため、牛乳の独特の匂いやコクがあんまり無いんです。さっぱりした飲み心地でした。だからといって、超高温殺菌と低温殺菌で栄養面に違いがあるわけではないので、ご安心を!
ただ、平松牧場さんでは、採れたて牛乳を直ぐに加工できるため、とっても新鮮な牛乳をいただけちゃいます。またこちらの牛乳は、私のインターン先の ㈱松本のお客様でもある加賀・山代温泉の「べにや無何有」様にも朝食用に卸しているそうです。

美味しいとヨーグルトを飲む松本スタッフ
でも、丁寧に加工を行っているためあんまり多くは作れないので、貴重なんです…!
今は、牛乳の他に、ソフトクリーム、ジェラート、ヨーグルト、プリン、バアムクーヘンも作られています。
ところで、ホルスタイン牛とジャージー牛で牛乳の特徴が全然違うのって、皆さんご存じでしたか?
私、今までジャージー牛を飼育している酪農家さんって見たことがありませんでした。(酪農家さんにお会いすることがそもそも少なかったこともあるんですけど。)
なので、いざ、どう違うの? って聞かれたら答えられなかったんです。
今はもちろん答えられますよ!
ホルスタイン牛は、多量の牛乳がとれますが比較的さっぱり。
ジャージー牛は、多い量ではないけど濃厚なんだそうです。

牛乳をとるジャージー牛
そんなジャージ牛の濃厚な牛乳とホルスタイン牛とがミックスされた牛乳。そしてそこから作られるスイーツは絶品です。
どれも濃厚で、口の中が幸せの味でいっぱいです…… ♪
プリンには、同じ地域で養鶏をされている平岡さんの卵を使っているそうです。私もいただきましたが、大変なことに……、市販のプリンには戻れなくなりました。
私はあと、ソフトクリームとバアムクーヘンでコンプリートです…!
期待で胸が踊っています(笑)
季節ごとで期間限定の味も出されていますよ!
本店限定のみもあるとか……?

ヨーグルトもすごく美味しい
Facebookのチェックが必須ですね!!
是非、可愛らしいお店に動物たち、美味しいスイーツを体験してみてはいかがでしょうか?
きっと、私同様、病み付きになってなってしまうかもしれませんが……。
では、次回もお楽しみに!

株式会社 松本
https://matumoto.co.jp/
株式会社松本は、食文化と歴史を少しでも多くの方に知ってもらい本物の味を味わってもらいたいと願っております。
この記事を書いているのは、金沢市・近江町市場の一角に店を構える、1958年創業の業務用食品卸会社「株式会社松本」の松本信之です。
当社では、全国でも希少となった選りすぐりの食材を仕入れ、あるいは独自に加工し、全国のホテルや料亭などの飲食業界・フードサービス業の皆様へお届けしています。
■ 私たちの仕事は、食材に“新しい価値”を吹き込むことです
料亭で供される一皿の料理。その一皿の背後には、実に多くの人の手と想いが込められています。
株式会社松本は、そうした日本の繊細な味、美しい料理を支える「食の裏方」でありながら、単なる卸売業ではありません。
私たちは、料理長とともに悩み、考え、試作を重ねながら、食材そのものの提案や新商品開発を行っています。ときには生産現場に足を運び、農家・漁師・海女さんなどの一次生産者や、食品加工業者と連携し、一貫した食材ストーリーを形にします。
「卸売業でありながら、商品企画・開発まで行う」。
気がつけば、私たちは“ファブレス企業”となっていました。
※ファブレス=“ファブ”(工場)+“レス”(ない)。つまり、自社で工場を持たない製造開発型企業のこと。
■「金沢を世界一の美食のまちに」
私たちが目指すのは、ただの商いではありません。
食の魅力を通して、金沢というまちそのものに新しい価値を創造することです。
スペインの小都市・サン・セバスチャンは、人口18万人ながら、わずか10年で星付きレストランが立ち並ぶ“世界一の美食のまち”へと進化を遂げました。いまや世界中からグルメを求めて人々が訪れています。
この「地方都市の成功モデル」を、私たちは金沢にも実現したいのです。
一緒に、新しい味、新しい価値を生み出し、金沢を世界の美食都市へと育てていきませんか?
■ お取引先の一例
嵐山吉兆様、強羅花壇様をはじめとする全国の一流料亭・レストランに加え、
地元・金沢でも、ミシュランガイドで星を獲得されているお店の多くに、長年ご愛顧いただいております。
たとえば、つば甚様、銭屋様、浅田屋様、料理小松様、エンソ様など――
“金沢の味”を支える料理人の皆様と、共に歩んでまいりました。
代表取締役 松本信之
農林水産省認定 6次産業化プランナー
フードアナリスト NO.25042013
【検討中の企業様へ】
★TEL:076-232-2355
こちらからお電話ください。
(株)松本の代表番号になります。
電話の際は「HPを見た」と言っていただけるとスムーズに対応可能です。
【電話対応時間】平日9:00~16:30
下記の問い合わせフォームでの受付も可能です。
問い合わせフォームは24時間対応しています。
些細なことでも構いませんので上記のリンクからお気軽にどうぞ!
メールアドレスからでもどうぞ!
oishi@matumoto.co.jp