食材の旅

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干しぜんまいを探求: プロの調理師が伝えるべき日本の美味の秘密

ふっくらとした茎をかみしめた時のあの奥山の香り、独特の柔らかさが青干し、緑干しぜんまいの身上です。日本の食文化は豊かで多様、そして奥が深い。その数ある食材の中でも特に注目されているのが青干し、緑干しぜんまいです。 プロローグ 見た目はシンプ...
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北海道にニシンが戻ってきた!

ニシンの大群が沿岸に押し寄せて海が白く染まる「群来(くき)」という現象が今春、北海道の日本海沿岸各地で確認されています。ニシンの激減で戦後見られなくなり、「幻の白い海」とも呼ばれていましたが、「日本海ニシン資源増大プロジェクト」による放流事...
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霊峰・白山 原木まいたけ

プロの調理師、シェフの皆さん、日々の厨房での努力に敬意を表します。今日は、料亭や高級レストランでの特別な一皿にふさわしい、原木栽培の舞茸についてお話ししましょう。 「舞茸」の名前は、「今昔物語」における発見時の喜びや美味しさから「舞い上がっ...
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長野の伝統、「氷餅」の奥深さを再発見

長野県の冬は非常に寒く、その寒さを利用してさまざまな保存食が生まれました。 氷餅もその一つで、気温がマイナス10℃以下に下がる冬の時期の冷涼な気候と清らかな水源が、氷餅の独特の食感と味を生み出し、保存食として冬の間の食糧を補う目的で作られる...
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深遠なる食文化:消えゆくスイゼンジノリの軌跡

日本料理に使われる食材が多く消えつつあります。 最近は、サンマを代表に海水温の上昇や海流の変化、乱獲のために収穫量が極端に減って来ているものが多くあります。またノロウイルスによる貝類の減少や、最も深刻なのは、過度の農薬の使用により、世界中の...
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幻の食材・岩梨:その魅力と活用法

岩梨はツツジ科に属する植物で、主に山地や亜高山の岩場に生息します。 独特の食感が果物の梨に似ていることから「岩梨」と名付けられました。 プロの調理師でも見た人が少ない岩梨 しかし、一般的に流通することは少なく、「幻の食材」とも称され、その希...
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食材の旅・沖縄のマグロ

那覇市の泊漁港に水揚げされた生マグロ   株式会社松本では、生産者や収穫者と直接コミュニケーションをとり、安心・安全で質の高い食材の確保を行っております。 ~ 松本社長の食材の旅 ~  シリーズの8回目は、沖縄の生マグロ「沖縄美ら海まぐろ」...
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食材の旅・豊洲市場

豊洲市場にて 豊洲市場 株式会社松本では、生産者や収穫者と直接コミュニケーションをとり、安心・安全で質の高い食材の確保を行っております。 ~ 松本社長の食材の旅 ~  シリーズの7回目は、築地から豊洲に移転した市場の様子です。 2018年1...