
農家プロジェクトは、石川県内の農家と当社が深くつながり、そして農家と当社のお客様をつなごうというものです。
こんにちは。「未来を見つめる農家プロジェクト」の推進役を谷口さんからバトンタッチを受け、三代目となりました石川県立大学2年の眞島千尋(ましま ちひろ)です。
~ 農家プロジェクト:商品は作るより販売がむつかしい?~
シリーズの 20回目は、「農家ものづくりプロジェクト」のレポートです。
2月12日(水)~16日(日)にめいてつ・エムザの地下一階で開催されていたことご存知ですか?
私も微力ながら売り子さんのお手伝いをさせていただいておりました。

農家の商品ってインパクトがあります
このイベントは、いしかわ農業機構(INATO)さんで行われている、いしかわ耕稼塾の6次産業化研修トライアルコースに参加された農業者の農作物の加工品の販売会です。
農家のものづくりプロジェクトとは、農家のみなさんが自社の農産物を加工し、商品化し、販売できるまでの一連の経営スキルを高めるための取り組みです。

試食をどうぞ!お召し上がりください。
本日より、金沢武蔵のエムザ地下1階中央広場のイベント会場には販売を開始しました。
石川県内の農家が半年以上取り組んで作った新商品がずらりと並んでいます。そのブースの中に私が入っての販売のお手伝いと商品のレポートです!(笑)

その日のパンフです。
■ 風来さんの「加賀の野菜ピクルス」

風来の西田さん・元ホテルマンです。
ピクルスは、種類によってはそのまま食べるだけじゃなくて、マリネにかけたり、炭酸で割っても美味しくいただけるそうです!酸味がきつくないので、すごく食べやすいですよ~♪

すべて自分の畑からの収穫物です。
■ 安井ファームさんの「農家の食べる野菜ソース」「農家の野菜カレー」

安井ファームの安井さん
ブロッコリーがギュッとつまったアンチョビ風味ソースと甘めカレーです。どちらも野菜の甘みがしっかり出ていて美味しかったのですが、一度に10個ずつ買っていかれる方を見たときは驚く半面、納得でした(笑)

カレーは意外な驚きの美味しさです、
■ 松風産業さんの「風のわさびディップ」

『松風産業』の風さん
酒粕とわさびでまろやか、かつピリッとわさびが美味しい商品です♪生野菜につけるのはもちろん、白身魚のフライにも合いそうかも?お客様の中には、お酒の”あて”にと買われる方もいました!

おしゃれな山葵のデップです。
■ Oneさんの「れんこさんのやきもち」

農・oneさん
Oneさんのれんこんを贅沢に使ったれんこん餅です。冷凍のまま焼くだけ!タレもセットなので、すぐに召し上がられます♪家でおろすのって中々手間だと思いますが、これなら簡単においしいれんこん餅が食べられますよ~!

フライパンで焼くだけのレンコン餅
■ のとっこさんの「おかずしいたけ」「乾燥スライスしいたけ」「乾燥きくらげ」

笑顔が素敵な上野さん
おかずしいたけは本当にご飯にピッタリです!しいたけの旨味にきくらげの歯ごたえ、醤油糀と生姜が白ご飯を誘います。きくらげは乾燥させているためあまり量がなさそうですが、水に戻すとてんこ盛りです!

すごく玉子かけご飯に合うんですよ~

これがおかず椎茸
■ 北本農場さんの「丸いもピクルス」「丸いもそうめん」

肝っ玉お母さんの北本さん
剥きにくいし、ちょっと高価…そんな加賀丸いもが手に取りやすく、食べやすくなった商品です。ピクルスでは優しくけれどしっかりした歯ごたえの、そうめんではつるっとさっぱりと食べられる丸いもは新食感です♪

右の「丸いもソーメン」なんて新感覚です。

ピクルスの彩が食欲を増します。
どの商品も品薄になって追加が搬入されてもまた品薄になって……と大人気でした!

結構な人気のブースでした。
これらの商品に加えて、過去の研修生の方の商品もたくさん並びました。
去年購入された商品のリピート買いの方もいらっしゃって、感動しました!
■ 農家さんの苦労がしのばれます
農家様が作業の合間に時間を作って、考えて、出来上がった商品がお客様に渡っていくのを見ていると嬉しさでいっぱいになりました。私が作ったわけではないのですが(笑)

多くの商品が並びました。
作れても販売して利益をあげるのが難しいのが、農業者の6次産業化だと思います。
でも、自分の農作物を知ってもらう、食べてもらう手段としては有効ではないでしょうか。

冷凍の商品も人気でした。
この『農家のものづくりプロジェクト』はそんな商品を食べてくださる皆さんに知ってもらえるいい機会だと感じ得ました。
また、農作物を作られた農業者の方と直接お話をできますから、どんな人が作っているのかな~と是非足を運んでみてください!
来年はきっとまた新しい商品が並ぶのではないでしょうか。
私もその場にいますので!(多分)

試食のある商品はやっぱり強いですネ。
今年来られなかった方は、是非、来年どんなものがあるのか直接ご覧くださ~い!
そして最後に農家のみなさん、なれない小売の売り場に立ってお疲れ様でした。
畑の方が気が楽って言っていましたが来年もがんばりましょうネ。
ファイト!!

株式会社 松本
https://matumoto.co.jp/
株式会社松本は、食文化と歴史を少しでも多くの方に知ってもらい本物の味を味わってもらいたいと願っております。
この記事を書いているのは、金沢市・近江町市場の一角に店を構える、1958年創業の業務用食品卸会社「株式会社松本」の松本信之です。
当社では、全国でも希少となった選りすぐりの食材を仕入れ、あるいは独自に加工し、全国のホテルや料亭などの飲食業界・フードサービス業の皆様へお届けしています。
■ 私たちの仕事は、食材に“新しい価値”を吹き込むことです
料亭で供される一皿の料理。その一皿の背後には、実に多くの人の手と想いが込められています。
株式会社松本は、そうした日本の繊細な味、美しい料理を支える「食の裏方」でありながら、単なる卸売業ではありません。
私たちは、料理長とともに悩み、考え、試作を重ねながら、食材そのものの提案や新商品開発を行っています。ときには生産現場に足を運び、農家・漁師・海女さんなどの一次生産者や、食品加工業者と連携し、一貫した食材ストーリーを形にします。
「卸売業でありながら、商品企画・開発まで行う」。
気がつけば、私たちは“ファブレス企業”となっていました。
※ファブレス=“ファブ”(工場)+“レス”(ない)。つまり、自社で工場を持たない製造開発型企業のこと。
■「金沢を世界一の美食のまちに」
私たちが目指すのは、ただの商いではありません。
食の魅力を通して、金沢というまちそのものに新しい価値を創造することです。
スペインの小都市・サン・セバスチャンは、人口18万人ながら、わずか10年で星付きレストランが立ち並ぶ“世界一の美食のまち”へと進化を遂げました。いまや世界中からグルメを求めて人々が訪れています。
この「地方都市の成功モデル」を、私たちは金沢にも実現したいのです。
一緒に、新しい味、新しい価値を生み出し、金沢を世界の美食都市へと育てていきませんか?
■ お取引先の一例
嵐山吉兆様、強羅花壇様をはじめとする全国の一流料亭・レストランに加え、
地元・金沢でも、ミシュランガイドで星を獲得されているお店の多くに、長年ご愛顧いただいております。
たとえば、つば甚様、銭屋様、浅田屋様、料理小松様、エンソ様など――
“金沢の味”を支える料理人の皆様と、共に歩んでまいりました。
代表取締役 松本信之
農林水産省認定 6次産業化プランナー
フードアナリスト NO.25042013
【検討中の企業様へ】
★TEL:076-232-2355
こちらからお電話ください。
(株)松本の代表番号になります。
電話の際は「HPを見た」と言っていただけるとスムーズに対応可能です。
【電話対応時間】平日9:00~16:30
下記の問い合わせフォームでの受付も可能です。
問い合わせフォームは24時間対応しています。
些細なことでも構いませんので上記のリンクからお気軽にどうぞ!
メールアドレスからでもどうぞ!
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