
農家プロジェクトは、石川県内の農家と当社が深くつながり、そして農家と当社のお客様をつなごうというものです。
こんにちは。「未来を見つめる農家プロジェクト」の推進役を谷口さんからバトンタッチを受け、三代目となりました石川県立大学2年の眞島千尋(ましま ちひろ)です。
~ 農家プロジェクト:お客様とのつながりを重視する~
シリーズの 18回目は、「きたむら農園」の北村眞法さんにお話をお伺いしました。
今回はついに独り立ち…!?
車の免許も取り立てで、農家生まれといいながら農作業もペーペーな私が伺ったのは、9月20日。
まだまだ暑い日々ですが、日陰に入るとヒンヤリと夏の終わりを感じる日でした。
■ 「癒しのブドウ!」が繋げてくれました。
北村さんとは、9月9日にあった香土さんの「月曜農活」でお話をさせていただきました。
この月曜農活のことは、農家プロジエクトの先輩の谷口さんから教えてもらいました。
(ひょっとしてまだ独り立ちとはいえない…?)

月曜農活での美味しい巨峰
参加させていただいたのは「癒しのブドウ!」というイベントです。
ページの最初の写真のように、色とりどりのお野菜に、アスパラの胡麻サラダ、根菜と枝豆和えがキレイに……。
バランス良く並んで……美味しそう……。
実際にとっても美味しくってペロリでした(笑)
このお食事と1人一房(!)の巨峰も頂きながらお話をお聞きしました。
ブドウの味が濃いのなんの!他に参加された方はお持ち帰りされていましたが、私はもちろんこちらもペロリ。美味しかったなあ~!
9月20日ごろまでが収穫できるかな、とおっしゃっていたので早急に行かなくては!と、思い立ち伺ったのはギリギリの9月20日。危なかった…。
■ お客様の顔をみて売りたい
きたむら農園さんは、メインの販売の仕方が農園での直売です。
『訪れてきたお客さんと、顔を合わせて会話を交わして、試食をしてもらって、美味しいと思ってもらえたものを販売する!』
これがきたむら農園さんのモットーだそうです。
生産者とお話しながら、好きなブドウを選べるのは購入する側としても安心できますね!

「月曜農活」から北村さんにたどり着きました
栽培されているブドウは、デラウウェア、巨峰、ブラックオリンピア、サニールージュ、甲斐美嶺、赤嶺、ロザビアンコ、スチューベン、シャインマスカットの9種類だそうです。
沢山の品種を育てているからこそ、7月下旬頃から9月下旬頃まで長い期間にわたって収穫できるんです。
何回足を運ぶことになっても全部食べてみたいです~!
この挑戦は来年に続きます。(笑)
それにしても、こんなに品種があるとどれが好みの味なのか…。
言葉で説明されても、選びきれない…。
でも、きたむら農園さんならゆっくり吟味できちゃうんです!
私もお話しながら選んだのは王道の巨峰です。
最近はシャインマスカットの方が主流になりつつあるそうですが、私はやっぱりぶどう!って感じがする巨峰の方が好きですね!
さらに特徴的なのが、色が濃いんです。
光の加減のようにも見えますが、巨峰は本当に濃~~~~~い紫で、シャインマスカットもほんのり黄色がかったものを販売されているんです。

最後の巨峰の取入れをする北村さん
スーパーで見るシャインマスカットはキレイな緑色ですよね。
あれは早めに収穫されたものなんですって。
つまり、きたむら農園さんで販売しているシャインマスカットは、熟したものなんです!
実際に試食させて頂いたのですが、笑みがこぼれるほど甘くって驚きました。
本当ですよ!(笑)
そのままでも美味しいのですが、きたむら農園さんではブドウの加工品も作られています。
■ 数多くの加工品が・・・
ブドウの美味しさがギュッと濃縮された干しブドウ。

干しブドウの粒がじつに大きい
干しブドウなので、時期に関わらず色々なブドウが楽しめます。
こちらも試食させていただいたのですが、噛めば噛むほどブドウの味が止まりませんでした……。
100%ブドウジュース、サワードリンク(飲む酢)、ワイン(デラウェア、スチューベン)なども!
ブドウジュースも頂いたのですが、これまた濃いのなんの…。
市販の何倍も濃くて、それでいてくどくないとっても美味しいジュースでした!

ワイン、ビネガー、ジュースが並びます
ワインの小ネタも教えていただきました。
ブドウは酒石酸を多く含み、「ワインのダイヤモンド」と呼ばれる酒石酸が析出しているものは美味しいワインだそう。
もちろん、きたむら農園さんのワインはその美味しいワインです!
(※析出した酒石酸は体に害はないのでご安心ください)
私調べですが、除去することもできるけど、除去過程で風味を損ねるんだそうです。
ううん…奥が深そうです…。

自作の机椅子と加工場
そんなきたむら農園さんは、北村さん、息子さん、娘さんとわんこ2匹でお出迎えしてくださいます。
皆さん、お客様との繋がりを大切にされています。
収穫が終わった11月にはブドウを買ってくれた方を招待して、感謝祭も行うそうです。
そこでは、きたむら農園さんを通じて初めて会う人同士、北村さんお手製ピザ窯
で焼いたピザを囲みながらお話するんだそうです。体も心も温まりそうです…♪
今年は予定が合わず行けなかったので、来年は絶対にリベンジします…!!
わんこもとっても北村さんが大好きなようで、私と北村さんが加工場の隣の農園に移動したら飛んできました。

ワンコがお出迎え
見てるだけでも癒されます…。可愛い…。
あたたかい雰囲気でいっぱいな、きたむら農園さん。
コーヒーインストラクターの資格をお持ちの北村さんが一杯コーヒーを入れてくださるかもです♪
今年はもうブドウの季節は終了していますが、ぜひぜひ来年訪れてみてくださ
い!
では、次回もお楽しみに!

株式会社 松本
https://matumoto.co.jp/
株式会社松本は、食文化と歴史を少しでも多くの方に知ってもらい本物の味を味わってもらいたいと願っております。
この記事を書いているのは、金沢市・近江町市場の一角に店を構える、1958年創業の業務用食品卸会社「株式会社松本」の松本信之です。
当社では、全国でも希少となった選りすぐりの食材を仕入れ、あるいは独自に加工し、全国のホテルや料亭などの飲食業界・フードサービス業の皆様へお届けしています。
■ 私たちの仕事は、食材に“新しい価値”を吹き込むことです
料亭で供される一皿の料理。その一皿の背後には、実に多くの人の手と想いが込められています。
株式会社松本は、そうした日本の繊細な味、美しい料理を支える「食の裏方」でありながら、単なる卸売業ではありません。
私たちは、料理長とともに悩み、考え、試作を重ねながら、食材そのものの提案や新商品開発を行っています。ときには生産現場に足を運び、農家・漁師・海女さんなどの一次生産者や、食品加工業者と連携し、一貫した食材ストーリーを形にします。
「卸売業でありながら、商品企画・開発まで行う」。
気がつけば、私たちは“ファブレス企業”となっていました。
※ファブレス=“ファブ”(工場)+“レス”(ない)。つまり、自社で工場を持たない製造開発型企業のこと。
■「金沢を世界一の美食のまちに」
私たちが目指すのは、ただの商いではありません。
食の魅力を通して、金沢というまちそのものに新しい価値を創造することです。
スペインの小都市・サン・セバスチャンは、人口18万人ながら、わずか10年で星付きレストランが立ち並ぶ“世界一の美食のまち”へと進化を遂げました。いまや世界中からグルメを求めて人々が訪れています。
この「地方都市の成功モデル」を、私たちは金沢にも実現したいのです。
一緒に、新しい味、新しい価値を生み出し、金沢を世界の美食都市へと育てていきませんか?
■ お取引先の一例
嵐山吉兆様、強羅花壇様をはじめとする全国の一流料亭・レストランに加え、
地元・金沢でも、ミシュランガイドで星を獲得されているお店の多くに、長年ご愛顧いただいております。
たとえば、つば甚様、銭屋様、浅田屋様、料理小松様、エンソ様など――
“金沢の味”を支える料理人の皆様と、共に歩んでまいりました。
代表取締役 松本信之
農林水産省認定 6次産業化プランナー
フードアナリスト NO.25042013
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