農家プロジェクトは、石川県内の農家と当社が深くつながり、そして農家と当社のお客様をつなごうというものです。
こんにちは。「未来を見つめる農家プロジェクト」の推進役を谷口さんからバトンタッチを受け、三代目となりました石川県立大学2年の眞島千尋(ましま ちひろ)です。
~ 農家プロジェクト:今回はちょっと視点を変えてもの作りへのチャレンジです~
シリーズの 21回目は、有機栽培の・豆を使った「味噌づくり」のレポートです。
味噌づくりを行っているのは「マメジン」というグループで金沢市の郊外・自由が丘で遊休農地を借り、そこで大豆を作り、味噌や豆腐を作っています。楽しみながら農業を学び、経営を学び、生きることを考える集まりです。
「マメジン」さんの味噌作り教室は今年で21年目だそうです。
なんと私と同い年…!! すごい!
それはさておき、私は社長からこの「マメジン」という味噌づくりプロジェクトがあることを聞き、2月24日に急遽!
無理やり(?)、押しかけて(笑い)、この教室に参加いたしました!
最近、コロナウイルスが石川県でも脅威を振るい始めたために、何人かの参加予定の方がキャンセルされたそうですが、それでも私含め12ものご家族が集まりました。
■ 材料こそが美味しさの秘密
材料は、
・金沢大地さんの有機栽培の大豆・13キロ(一斗)
・ばんばさんの無農薬米の玄米を風来さんが加工した玄米麹・15キロ(一斗)
・ミネラルたっぷりの海塩・6キロ
この3つ、これだけです。
不思議です。たったこれだけで美味しい味噌が作れるのですネ。
社長のうんちくでは、味噌作りで一番大切なのは素材の『 豆の美味しさ 』 だそうです。
まず大豆を前日から水にひたしておいて数時間炊きあげます。この豆の炊き具合によってお味噌の色合いや風味、香り、そして柔らかさも決まってしまうからこそ「美味しい大豆」で味噌を仕込むことが大事なんです。
じゃ、良い大豆とは、
・粒が大粒であること。
・よく水を吸う大豆であること。
・炊いた時の味がおいしい大豆であること。
この3点がポイントになります。という事は、
まさに『 素材こそが美味しさの秘密 』なのですね。
あっ、言い忘れました、大豆を戻す水、炊き上げる水も重要な要素だそうです。
■ それでは、皆でレッツ味噌作り!です♪
まずは、十分に水を吸った大豆をに2時間丁寧に煮込みます。
そしその大豆をミンチにします。お子さん達が我先に!と頑張っていました(笑)
大人(私も大人です!)はそのお手伝いです~。
続いては大人の出番です。
大人が玄米麹と塩を合わせていたものにミンチにした大豆を合わせていきます(コネコネ)
少し大豆の煮汁も足してまとまりを良くさせます(コネコネ)
それを細かく味噌玉に分けます。
そしてまたまた子供の出番です!
各自持ってきた容器に空気を入れないよう打ち付けます!!
私も、渾身の一投をしたつもりでしたが、常連の方に「まだまだやね~(笑い)」と言われてしまいました・・・。
そうして味噌作りは終了です。
あとは麹菌がゆっくりと発酵してくれるのを待つだけ…♪
皆でわいわい作ると楽しいですね~!
作った味噌は、梅雨明けか夏ごろには食べれるそうなので、今か今かと楽しみで
す。
また来年も行きたいな~(ワクワク)