江戸時代から垣間見える初物好き (前回の社長ブログ 「ブームとブランドの違い」 の続きです) 年の始の初競りにその年の最高値がでることは、ご祝儀としてよくあることです。しかし新年最初の市場の開業日に行われる「初競り」を「初物」と定義することは、ちょっと違っています。どちらも高値になるのですが、初物は辞書で引くと 「その季節に初めて収穫した野菜や果物、穀物、魚介類などを指す言葉」 とでてきます。 もともと日本の食文化は、季節を愛でて、季節をいただくことですので、いち早く季節を味わうことに大き […]
たまごっち と 初競りまぐろ (前回の社長ブログ「ずわいかにの初物が130万円!」の続きです) 今年は11月7日のズワイカニ漁の解禁初日に海があれ、高値を呼んでしまいました。しかしながら鳥取県の松葉ガニが去年より60万も高い130万円で入札されるなど、各県がタグを付けることによるブランド化戦略の結果ともいえますが、お客様に食べていただくために競り落とすのではなく、広告費の一環となっている現状はいかがなものなんでしょうか。 ■社会現象となったたまごっちブームを覚えていますか? 1996年11月 […]
日本一のカニの港 株式会社松本では、生産者や収穫者と直接コミュニケーションをとり、安心・安全で質の高い食材の確保を行っております。 ~ 松本社長の食材の旅 ~ シリーズの6回目は、冬の食材としてはずせない かに の物語です。 隠岐の島の ばい貝に続いての研修は、翌々日の10月20日早朝から鳥取県・境港での見学と、JFしまね 常務理事の 福本匡弥さんを交えたディスカッションです。 この市場は鳥取県にありながら、島根県の県都・松江市に近く、入船する船も島根県の船が多く、必然的に水揚げも島根県が多い […]