Food Impression Create Collaboration

 
2014.10.09
いけ森 主人アップ

北陸一の繁華街である片町が犀川に重なる一角にその割烹店はあります。 引き戸を開けてわずか3メートル強のプロローグでありながら、繁華街の真ん中にあるはずの喧騒から隔離され、主人と女将の 「いらっしゃいませ」 との声を合図にそこには非日常の世界が広がります。 奥能登は珠洲の生まれ、三男坊であるがために生きるためには生まれ故郷をすて、手に職をつけることによって生き抜かねばならなかったハングリー精神を胸に静かに燃やしてきた男です。 そのために料理人になろうと決め、まずは京都の調理師学校へと電車に乗り込み […]

 
2014.10.05

金沢城の正門である大手門の前にある尾張町は商人の街で今でも多くの老舗が立ち並んでいます。その片隅にはその商家のだんな衆が芸者遊びに繰り込む秘密の通路である 「暗がり坂」 があります。 「日常の生活」 から、神社の木に囲まれた狭いうす暗らい坂を、一気に降りていくとやはり狭い裏通りに出ます。そこは金沢三茶屋街のひとつ 主計(かずえ)町です。 雪が少しでも積もれば歩くのもままならない狭い道の突き当りを折れて浅野川沿いにでるとそこは「非日常の世界」。小雨のしっとりとした濡れた風情が良く似合う茶屋街の表通 […]

 
2014.10.01
㈱松本・店頭にて

毎日、美味しいものを探し続けている 松本です。まずは少しばかり私自身のことをお話します。 私が保育園の時に父親が料理屋さんむけの食材を納める食材卸の商売を始めました。その為、うちの小さな店には白衣を着た板前さんやコックさんが始終出入りをしていました。 朝は暗いうちから父親は市場へ納品と仕入れに出かけ、それが終わると母親と一緒に店で接客。それから料理屋さんや旅館さんに配達とご機嫌伺いに廻っていました。今はかっこよくルートセールスなんて言葉を使いますが、ようは御用聞きですネ。 母親は夜遅くまでお客さ […]

Page Top